ウルトラマンティガはほんとに名場面が多いですよね。子供の頃は全く理解出来なかったシーンも大人になって見返してみるとそのシーンの真意に気付くことがあります。
今回は僕の一番好きなウルトラマンシリーズ、「ウルトラマンティガ」の中でも一番お気に入りのシーンをご紹介したいと思います!
(ブログアイキャッチを見てどのシーンから分かった方もいると思いますが笑)
第50話 「もっと高く! 〜Take Me Higher!〜」
そのシーンはティガの中でもラストスパート付近となる50話中にあります。
そのシーンまでの簡単なあらすじをまとめておきます。
ニュージーランド沖で海底の異常隆起が発生。海底を確認すると写っていたのは3000万年以上前の遺跡だった。そしてそこには赤い目の怪獣、超古代先兵怪獣ゾイガーが潜んでいた。
その後ゾイガーはオーストラリアを破壊して回り始めた。すぐさまレナ隊員はガッツウイングで出動、ダイゴも続いた。ガッツウイングから攻撃を受け、ゾイガーは空高くへ飛び去っていく。レナ隊員はガッツウイングで追いかけるが、急上昇したガッツウイングに異常が発生してしまう。ダイゴもガッツウイングでレナ隊員を追う。
結局ダイゴが攻撃を受け、追跡は断念。
帰還後、ゾイガー迎撃のためレナ隊員はさらに早く飛行可能なマキシマオーバードライブを搭載したスノーホワイト機を準備してもらう。
再びゾイガーが現れ、レナ隊員はスノーホワイトで出撃します。ダイゴ隊員も一緒に乗り込む。
かなりの高度までゾイガーを追跡するレナ隊員。何か執念のようなものを感じる顔つきだった。
ここからが最高のシーン
はい、ここからが僕の一番好きなシーンです。
ではどうぞ!
ダイゴ「レナ!大気圏を出る装備はしていないはずだ…レナ!」
レナ「もっと高く…」
ダイゴ「なんなんだよ…何か言えよ…」
レナ「どうして言わないの?」
ダイゴ「えっ…」
レナ「どうして一人で抱え込んじゃうの?どうして一人なのよ…!
…ウルトラマンはたった1人で地球を守り続けなくちゃいけない義務でもあるわけ?
…そんなの、そんなのひどいと思わない?」
ダイゴ「レナ…」
レナ「私だって…私だって光になりたい…光になってもっと高く…」
ダイゴ「義務とかじゃないよ…俺は人間だから、俺がやれる事をやりたいだけだよ」
レナ「私、今後ろ見えない…だから、いいよ…」
ダイゴ「光になれるさ、レナだって」
レナ「ありがとう…」
ああ…この記事を書きながらこのシーンを見ているのですがほんとに鳥肌ものの名シーンですよね。
この話のタイトルでもあり、主題歌の曲名でもある「take me higher」
タイトルにもありますがその意味は分かりやすく言うと
「もっと高いところまで私を連れて行って」
という意味です。どういう意味か分かりますよね。そう、この歌はレナ視点の歌だったんですよ。1話からずっとこのレナの想いがこもった歌が流れ続けてついにここで叶うわけです。
そしてこの会話の途中から、レナが「もっと高く…」とつぶやく所から流れるtake me higher。ちょうど曲のパートでいうと間奏の部分なんですが、ここがもう最高すぎますよね。この歌がこの最高のシーンを、最高に盛り上げてくれました。もう何回見たか分かりません。僕はこのシーンのせいでここの間奏を聞くと毎回絶対このレナとダイゴのシーンを思い出してしまうようになりました(笑)
また、ダイゴはティガに変身すればゾイガーを落とすことは簡単にできるはずなのに、あえてスノーホワイトを抱えて飛びました。これはレナの「もっと高く飛びたい」という願いを受けての行動だと思います。
ウルトラマンの正体バレのシーンって色々ありますけど個人的にはティガが断トツです。レナはダイゴの正体に気付いていたようですがまさかこんな形でバレるとは製作陣には頭があがりませんね。
最近のウルトラマンにはもうこういった描写はあまり見られないのが残念ですが時代の流れというやつですかね…
以上、僕の大好きなウルトラマンティガのシーンでした!
ティガの視聴方法についてはコチラ↓