普段ライブ配信や動画編集時にStreamDeck XLを使っているがこれを購入してもう2年が経つ。最近になってLoopDeck CTというライバル機種に目がいってしまっているが、そもそもStreamDeckにも新バージョンが出てるのでは?と思い調べてみたらなかなかシャレた最新版、StreamDeck+(プラス)が出てるじゃないの!!!これは一度、Youtube投稿者目線で品定めするしかない。
StreamDeck+(ストリームデックプラス)はどこが進化した?
この機種の基本構成を見てみると8個の物理ボタン、横長タッチディスプレイ、そして4つのダイヤルとなっている。
物理ボタンはこれまでのStreamDeckと役割は同じでショートカット機能となっているので割愛するとして、特徴はやはり横長ディスプレイとダイヤルだ。
この横長ディスプレイは下のダイヤルに応じた情報が表示される。ダイヤルで調整する音量だったり光量が目に見えて分かるという具合だ。
さらにこのディスプレイはスラドする事で物理ボタンやダイヤル割り当てをページ送り出来る為、これまでのStreamDeckの物理ボタンのように半無限にダイヤル機能を割り当てられるという訳だ。
かっこいいけど実用性を考えてみると…
さておおまかに機能を理解した所で僕視点での正直なリアクションを書いていこう。
物理ボタンもうちょっと…
まずはこれだ。自分がStreamDeck XL(ボタン32個)を使っているから、というのもあるが1画面あたりのボタンが少なすぎると思うのだ。確かに液晶スワイプで次ページへ切り替えれるのはイケてると思うし何も用がなくてもスワイプしてしまうのは容易に想像出来る。
あと、液晶とダイヤルをつけた事により付けられるボタンの数が少なくなるのも仕方ないのも理解している。
が!
僕がイマイチだと思うのはそこではなくて、
もうちょっとボタン入れれたじゃん!ってところだ。
この8個の物理ボタン、僕のXLの物理ボタンと比べると約1.5倍ぐらいデカいのだ。さらに余白(ボタン同士の隙間)も相当デカくとっている。電車に乗る人なら1000回は思ったであろうあれだ、お前らもうちょい寄ってくれれば座れるんだよ現象に近いものを感じる。
ボタンが大きい事で押し間違いが減る事や視認性が上がるのも分かるが、個人的には1画面でのボタン数を増やしてくれた方が遥かにメリットが大きいと思ってしまう。
思っていたダイヤルと違う?!
実はこっちの方が遥かに致命的なのだが、ダイヤルの使い道がかなり限られているようだ。
ストレートに言うとボリューム調整と光量調整ぐらいしか使い道がないっぽい。
これをどう捉えるかは人それぞれだが僕の場合、動画編集でのコマ送りや角度調整等で使うつもりだった。そういったマウスではちょっと面倒な動作をダイヤルに置き換えられたら…と思っていたが厳しいようだ。
あ、あとこのダイヤルはwebカメラのズーム・アウトにも使用出来るようだが残念ながらこれもそんなに使う事はない。自分の配信ではカメラのズームを行う場合はもれなくカメラ自体の位置も触るのでそれならカメラの方で調整するし、被写体を拡大したい時はどちらかというと物をカメラに近づけるからだ。
そしてボリューム調整はというとこれまた僕の配信では全くといっていいほど使用しない。配信の特性上まず音量をいじる事が自体がないんだな。
一応ガジェット系Youtuberさんを見てみるとそれぞれのダイヤルに
- ゲーム音声
- ディスコード
- 音楽アプリ
- 全体のボリューム調整
という風に当てるんです~と言ってたがゲーム勢はそんなに調整するもんなのか。めちゃくちゃ大変だな!
あと音楽アプリってパソコンしてる時にそんなに使うもんなのか。音量調整するにしても最初にこれぐらいの音量、と決めたらもう触らないような気がするがこれもまた人それぞれか。
StreamDeck XLとPlusを足して2で割ってほしい
はい、これです結論。
ダイヤルはあって損はないんですが動画編集に使えないなら4つもいらない。液晶は悪くないけど物理ボタンはもう少し増やしたい、といった欲望を形にするとこの2つの機種を足して2で割ればちょうどなんですよね。ボタン2つに液晶、物理ボタンは16個!これでいこう。
という訳でelgatoさん、もうちょっとかゆい所に手が届く機種を期待してます!
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