ゆっくり実況は稼げるのか?
答えはイエスだ。
実際に僕がゆっくりパチスロチャンネルで稼げているからだ。大手チャンネルのように莫大な登録者数がいる訳ではないが、本業のサラリーマン収入を超える額稼げているので自分としては充分だ。
といっても誰でも簡単に稼げる訳ではない。今回はそんなちょっとした副業話をしてみようと思う。決して情報商材を売りつける訳じゃないので安心してほしい。
色んな副業に手を出したけど動画投稿が一番楽しく稼げてると思うなー
ゆっくり実況はどれくらい稼げるのか?
これはよく聞かれるが答えようがない。ピンキリすぎるからだ。
就職を考えている高校生に「食品系の会社って稼げますか?」と聞かれているようなものだ。扱っている商品も違えば労働環境も多種多様なのだ。年収の平均値ぐらいは出せるかもしれないが、ゆっくり実況の場合はそんなもの出せるはずもない。
とはいってもそれが気になってこのページにたどり着いてくれたと思うので、僕のチャンネルを例にあげて実際の収益を公開しておこう。以下は一番頑張って動画を作っていた時期で、大体仕事終わりに1日1~2時間ほど動画編集するイメージだった。
平均動画時間 | 3、4分 |
1か月の投稿数 | 約10本 |
1本あたりの平均再生数 | 約5万再生前後 |
1か月の収益 | 30~40万円 |
必ず稼げるジャンルは常にあるという事
これはある程度Youtubeやってきた人なら分かってくる話だが、どれくらい稼げるかは初めから大体分かっている。
例えば僕のチャンネルの場合、パチスロというジャンルの中のまどかマギカという台の実践動画にほぼ限定したチャンネル設計で立ち上げた。このジャンルはいわばライバルがほぼいなかった。こりゃうまい!と思いきや、
”需要が少ない”というデメリットもある。
Youtubeは例外を除いて椅子取りゲームだ。需要のあるジャンルでライバルがいなければ必ず動画は再生される=稼げる。
ただし、そりゃあ稼げるジャンルから埋まっていく。そこは早く始めた人達の最大のメリットだ。後から始めた人は先人達と同じ事をしても同じ再生数は稼げない。なのでまだ椅子が残っていてかつ需要のあるジャンルを探すのだ。
しかし空いている椅子という事はジャンルが狭い、つまり需要も絞られるのでそこのバランスが難しい所だ。先ほどの僕のチャンネルの例だと分かりにくいかもしれないので他の例をあげると
「釣りというジャンルで、カジキだけを釣るチャンネル」とかだろうか。確実に需要はあるが、色んなものを釣るチャンネルの方が需要があり稼げるが
・ライバルの少ないジャンルを探す
・需要がどれくらいか把握しておく
・時代の流れ的にも確実に空いている椅子はある
今からYoutubeに参入して成功するには
先ほど、Youtubeは”例外”を除いて椅子取”ゲームだといった。
その例外というのが他のライバルがしていない事をする=差別化、だ。
具体的な例をあげるとまさに僕のパチスロチャンネルがそうだった。僕が参入しようとした時点でパチスロ実践チャンネルというのは個人勢だけで見ても結構な数が世に溢れていた。どんどん新人パチスロYoutuberが出てきたのを覚えている。
なぜかというと誰でも出来そうに見えるからだ。
そして実際誰でも出来てしまうのだ(笑)だってパチスロ打ってる所を撮影してちょっといい所だけ切り取ってテロップいれればいいんでしょ?じゃあ僕でも出来るじゃん!となる訳。
実際僕もよくパチスロチャネルを見ていて、これ自分でも出来るんじゃね?と思ったのがきっかけだ
しかしこれが先ほど言った椅子取りゲームの話で、後から「おっ稼げそうじゃん」で同じ事をしても先駆者のように再生数が取れる訳じゃないのだ。だいたいよくて数百再生しか取れずにギブアップしていく。
そんな状況で生き残る為に差別化が必要なのだ。
パチスロというジャンルを例にとると差別要素はこんな感じだ。
・映像が綺麗(パチスロ撮影は手振れや暗所での撮影になる為)
・状況テロップだけでなく投稿主のキャラが面白い
・実践動画があまり上がってない台を打つ(要需要チェック)
ゆっくり実況は差別化として有効
そんな差別化の要素の一つとして有効なのが”ゆっくり実況”だ。僕はパチスロYoutubeチャンネルを作ろうとした時に徹底して下調べをした。
- ライバルはどのくらいいるか
- 再生数はどのくらいあるか(需要のチェック)
- 伸びているチャンネルの特徴は何か
- ゆっくり実況で上げている人はいるか
そこで分かったのが、当時はパチスロチャンネルをゆっくり実況でアップしている人がいなかったという事だ。今では自分含めてある程度いるが当時は本当にいなくて、これは他のチャンネルと差別化出来るな、という事で今のチャンネルを始めた。
パチスロチャンネルを例にあげたが、おそらく他のジャンルでまだゆっくりが介入していないものもあると思うのでそういった隙をつくも一つだ。
ゆっくり実況の環境を整えよう
ゆっくり実況は顔出しなしでチャンネルにキャラをもたらす事が出来る画期的な方法だ。デメリットもほぼない。実際僕が今のチャンネルをやめて違うチャンネルを始めろと言われても確実にゆっくり実況を使うだろう。
需要があるかは分からないがゆっくり実況チャンネルを4年以上やってきた僕の動画編集環境を紹介だけしておく。
使用PC
Youtubeを始めた当初はドスパラに売っていたネットサーフィン用の当時6万円ぐらいの格安PCを使っていた。正直それに慣れてしまっていたので動画編集の際にも困らなかったが、その後配信の遅延や動画加工の対策の為に買った以下PCを今でも使っていて、もう2年程になるが一切不満がない。
ちなみに最近Vtuber活動も始めたが問題なくサクサク動いていて本当に頼もしい。PCについては特段詳しい訳じゃないので購入する時もドスパラの店員を捕まえて「配信と将来Vtuberしたいんで問題ないスペックのやつ出して~」とお願いした。餅は餅屋って事だ。
動画編集ソフト
動画編集ソフトはこれまでAviutlという無料ソフトと、ゆくサクというゆっくり実況音声字幕ソフトで行ってきた。どちらも不満なく使えているがAviutlの方は導入やカスタマイズがまぁまぁ面倒な上に、個人が作った古いソフトなので更新が止まっているというデメリットもある。
Windowsのアップデートに伴って突然使えなくなるという事もあるので、最近新しい動画編集ソフトを模索している。特に動画編集はかなり慣れが染みついてしまうのでソフトの変更は一苦労だ。今から動画編集を始める人にAviutlはあまりおすすめしない。僕の購入した新しい動画編集ソフトの記事も書いてるので興味のある方は読んでみてほしい。
動画編集補助ソフト
これは人によって必要かどうか分かれるが動画の素材(効果音、GIF、BGM等)のダウンロードや動画解像度の変更、画面録画等の為にVideoProcというソフトを使っている。当初は無料のソフトを使って色々していたが3000円程度の買い切り有料ソフトを買って時短した方がトータルプラスだな、という事で購入。
撮影・配信機材
僕のパチスロチャンネルの場合、当然だがパチンコ屋で撮影する必要がある。ただ、機材といっても三脚カメラだったり高性能なビデオカメラが必要という訳ではない。
スマホで十分だ。
というか何なら最近だとスマホの方が手振れ機能やISO感度、SPEED調整もしやすく利便性も高いのでマジでカメラを買う必要がない。ただ、スマホにも撮影に向き不向きな機種がある。僕は何台も買い替えてようやくパチスロ撮影に最適な機種にたどり着いた。気になる方はDMでも飛ばしてくれればお教えしよう。
配信もカメラで出来なくはないが、元々10万円ほどのコンデジを持っていたのでそれで行っている。
オリジナルゆっくりキャラを作るのもアリ
僕の場合、一般的なゆっくり実況で使われるテンプレキャラを使わなかった。
もともとこのデザインがそんなに好きじゃなったというのと、他と被るのが嫌だったので僕の場合ゆっくりキャラの立ち絵を制作した。制作したといっても5000円くらいで絵師さんに依頼しただけだ。この値段で他チャンネルとの差別化&愛着も沸くので個人的にはおすすめする。
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まとめ
ここまで見てもらえたら分かるだろうが、Youtubeは今からでも全然稼げる席は空いている。また、ゆっくり実況のメリットについても分かってもらえただろう。収益化を目指すのであれば何よりも下調べとジャンル(路線)選びが大事なのでぜひ実践してみてくれぃ!
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